| 2013年7月16日(Tue) 色々なブログで骨格や筋肉使いから検証したダンス論を展開されているようです。
どのように使うことが正しく、どのように使ったら正しくないか。
そのような議論が多勢を占め(もちろん、それらの考え方を否定するわけではないのですが)、中には◯◯先生のやり方は全くダメだ、とか言い出すブログも出るしまつ。
そこで個人名を出す必要はないけど?
と、思ったり。
とどのつまり、外目から見て、気持ち良く見えれば、もしくは、自然に見えればいいわけじゃない?と思ってます。
そういったアイデアは不可欠です。
力学は勉強すればするほど面白いです。
でも。
自然な動きは自然な所作から生まれる?
いやー、自然な動作は、その時のスキルから不自然と感じる動作から生まれる時が多いわけですよ。
見た目と実際は著しく異なります。もちろん、その領域に達している人からみれば、相互関係を鑑み、自然と感じると思いますが。
スキルによっては、風が吹けば桶屋が儲かる、くらいの乖離があるように感じます。
航空機などは、リベットを打ち込む部位によってどの加重まで、と決まっていますが、ダンスはそうではありません。
だからこそ面白い。
どれほどのエネルギー
どれほど使って
どれほど動かして
かの人と踊るのか。
どの技術を
どのように使って
観客の目を錯覚させ
喝采をもらうか。
二人の相互の骨格と筋肉、関節、重力がどのように関連性を持っているのかを表すことができたとしたら、ダンスはとってもツマンナイものになっちゃうでしょうね。
とか考えるのは、私の考察が未熟だからでしょうか?
言葉が足りない感じがするのですが、デジタルではないってことです。
Write:2013/07/16 22:53
|