| 2017年2月15日(Wed) 派手さに目を奪われる。
否定はしないです。
確かに一瞬目をやりますから。
『!?なんだ?』
って見ますもの。
でもね。
それが評価のすべてであってはならないと思うのですよ。
目立ったもの勝ち。
はぁ、そうですか。
そりゃ当然、競技者なら目立とうとしますわ。分かりますよ~。私も競技者です。
でも、それのみが判断基準って。。。そんなわけないでしょ。
さて、それをアマチュア・デモンストレーションの中にも持ってくる人が多くて困ります。
発表ですから派手なルーティンを操り、ぐいぐい踊ることもあります。
もちろん自由です。
でも、そうでない磨き方をしてきた人たちもいるんです。
足の先、そのさばき方をひたすら練習した人、ステップからステップのつなぎの滑らかさをひたすら追い求めた人、意識を広くもってアピールすることに徹してきた人、
色々ですよ。
それを派手な動きをした人が勝者、それ以外は負け。
それは乱暴でしょう。
デモンストレーションの良さは人それぞれにあって、そこに優劣はなく、この世知辛い世の中にあって(笑 唯一ともいえる個性を主張し、個を評価してもらえる空間であるはずなんですが。
なんで、『よかったよ。』の一言が出ないのか?
なんで、フロアーを降りたすぐの言葉が、『あのナチュラルターンはねぇ』なんですか?
話の論点そこですか???
私の周囲で、悲しい話をたくさん聞くことになってしまっていて、とても残念な気持ちになったので、ここに書き連ねてみました。
言っておきますが、社交ダンスは優劣をつけるものじゃないですよ。
競技ダンスが優劣を争うんです。
その磨き上げた技で勝負するのが競技ダンスなんですよ。
アマチュア・デモンストレーションにその話をもって来られる方は、競技の世界で批評してくださいね。
もっと、技を磨き、見識を広め、見る目を養っていただきたいです。
今日は、ちょっと?説教じみた事を書きましたが、どうかよろしくお願い致します。
Write:2017/02/15 17:03
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