| 2010年11月13日(Sta) ある話を聞いたことがあります。
D級に昇級しました。
↓
バリエーションの競技会に出られるようになりました。
↓
ルーティンは、フリースタイルで踊れるようになりました。
↓
だから、難しいものを付けて下さい。
↓
ここから先の級は、多種多様なフィガーを連発させて目立たないと勝てないから。
という図式です。
確かに。
すぐに体に飛び込んでくるルーティンとそうでないルーティンがあるには、あります。
使用するフィガーを厳選するのは競技としては必要かもしれません。
が。
難しいモノを付けて下さいって言ってもねー。
理由も、難しくないと勝てないから、って。
少々困惑してしまいます。
昔。
スクリヴナー杯という年始に開催されるJBDF西部総局のビッグコンペで。
あるファイナリストが誕生しました。
その選手が踊って見せたのが。
ほとんとベーシック。
がりがり回ったり、きゅるきゅる回ったりせずにベーシック。
当時駆け出しだった私でも、凄い!と判別できるくらいすごかったのを覚えています。
はたまた。
ある全国大会で。
『(○×さんは)あんな幼稚なルーティンを踊っているのに、云々カンヌン。』
この言葉にはびっくりしましたけど。
・・・大会はフィガーの品評会ですか?
って耳を疑いたくなる現実。
『ベーシックに基づいたパフォーマンスでないと嘘だよ。』
と、教えてくれたコーチャーの声が頭の中を駆け巡ります。
難しいルーティンだから勝てるのか?
そもそもフィガーに幼稚とかあるの?
と思います。
しかし。
それらは、チャレンジするのは可能だし、自由です。
難しいフィガーもいずれは練習していくようになると思います。
ただし。
例えて言うと。
フィギュア・スケートの技の中で難易度の高いトリプル・アクセルをいきなり飛べますか?
器械体操で、伸身の宙返りをいきなり飛べますか?
・・・難しい話なので頭が回ってきちゃいました。
とにかく。
男女がワンピースになって。
エレガントにダイナミックに。
踊りきりましょう。
ヤマチキも頑張ります。
Write:2010/11/13 13:59
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