| 2016年4月06日(Wed) とりあえず、やってみる。
日常的によく使います。
ダンスの技術を取り込む際にも現状と即して、一見すると相反するアイデアに聞こえることでも実行してみないと分からないことが多いのです。
当初の予想に反して正論なことばかりで、毎度目から鱗となるわけです。
まあ、ここで議題が「とりあえず」なので、とりあえずと表現しましたが、「まずは」やってみるという言葉のほうがしっくりきますね(笑
・・・それはさておき。
仕事でとりあえずやる。っていうのはどうでしょう?
とりあえずって何よ!?
と思います。
回り道をせねばならないと習熟していかないこともあるでしょう。
でも、それは自分自身が努めていく過程のお話し。
他人を巻き込んで、「とりあえず」やってみて、は、やはり問題ありありでしょう。
実行後の来るべき結果をある程度予測していくことはマネージメントとして不可欠と思いますが、「とりあえず」という言葉にはマネージメントをしていない=間に合わせとして、というニュアンスが入っていることは否めません。
もしくは、マネージメントしているけど代案を見出すことができず、「とりあえず」実行してみる。になるんでしょうか。
実行後にそういうことをしたらアウトだ、という事を証明するためには必要かもしれませんが、無限とも思える事象全てをとりあえず精神で実行されていては困ります。
与えられた与えられてないに係わらず、仕事をこなしていくことは仕事を実行している人にとってはスキルアップのチャンスと捉えられるかもしれません。
実際に、スキルアップの一翼を担うと思います。
でもね。
思うんですけど。
それって、ボジティブシンキングの本とかで紹介されている内容ですが、それを言ってたら「とりあえず」をいう人が後を絶たないんですよね。
「とりあえず」。
いい意味では使わない気がするけど。
まずはやってみる。
こちらの言葉は、ヤマチキ的なニュアンスでは実行した先に確実なる目的地があることを示唆されているように聞こえるんです。
結果だけが欲しくて言ってるわけではありませんよ。
目的地がないままに実行し続けることは、実行者にとって苦痛を伴い続けるってことです。
目的地があるから頑張れる。そういう事です。
こっちの方を使っていきたいなぁ。
Write:2016/04/06 16:33
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