| 2005年7月10日(Sun) さて、今回は社交ダンスで用いられる専門用語についてです。
日常生活ではよくおこなう動作を表す言葉なのに、日常生活ではまったく役に立たない(マニアな人々には有益な)用語が沢山あります。
で、まず今回は男性と女性が立つ位置関係を表す用語をご紹介しましょう。
社交ダンスには2つのセクション、すなわち、スタンダードとラテンアメリカンの両方が存在することは前にお話したとおりです。
それぞれに同意義のポジションがありますが、ダンスの特性が違う以上、見た目はかなり違ってきます。
もっと詳しく勉強されたい方は、プロの先生に聞いてくださいね(^_^)v
1.クローズド・ポジション
聞いたまんま。見たまんま。男女が正面に向かい合うように立った位置関係を言いますね。
アルマジロのように丸まった形ではないことは確かです(^_^;
2.プロムナード・ポジション
プロムナードってフランス語で散歩といった意味らしいです。
ダンス的には、男性のボディの右側と女性のボディの左側がコンタクトして体の反対側がV字型に開いたポジションです。
要するに、二人が同じ方向に向いて進もうとしている立ち方っス。
イメージできますか?
皆さんがよく『ピーピー』って言ってる、あれのことです。『PP』と書きます。
3.オープン・ポジション
ラテンアメリカンで言うと、腕の長さくらいパートナーと離れて向かい合った感じですね。
スタンダードで言えば、動く足と共に同じ側のボディを動かした動作を行って、男女が両足を開いた状態のことを言うです。
要するに大雑把に言うとナンバ歩きの様ですか。
意外によく使うっス。
初心者の方はクローズド・ポジションの反対語と思われているようですが、そうではないので注意が必要ですな。
4.カウンター・プロムナード・ポジション
これは、プロムナード・ポジションの反対の形です。
男性のボディの左側と女性のボディの右側が接触して、その反対側が開いた二人の位置関係ですな。
『CPP』って書きかます。『シーピーピー』です。
等など。まだまだ沢山あるんですが、おもしろいのは・・・。そーですね。
5.タンデム・ポジション
バイク乗りの方はよくご存知ですよね。
二人乗りの席のことをタンデム・シートっていうでしょ?
女性は男性の「前」か「後ろ」にいて、男女とも同じ方向に面している状態なんです。
バイクに乗るときも男女が同じ向きに乗るでしょ?(そうでない人は、きっとサーカスで働けます)
あと、シャドー・ポジションとかファン・ポジションとか。あるんですが、おいおい触れていければいいなぁ。
次回は、社交ダンスで使われる専門用語の続編です!
お楽しみに:-)
Write:2005/07/10 20:58
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